仮設工房
お客様の声から生まれた商品があります。
製品開発ストーリー
建設足場の安全を守る、"クロスロック"開発秘話。
現場での死亡事故を減らしたい!
安全への強い思いからスタートした製品開発。
生産現場における死亡災害件数は減少傾向にあるものの毎年、全産業で約1,500名もの尊い命を失っています。
何より残念なのは、我々が従事している建設業が全体の約35%(525名)を占めていること。
死亡災害の種類については、墜落災害が最も多く建設業における死亡者数の約40%(約210名)を占めており、そのうちの約2割(約42名)が、足場からの墜落となっています。
出勤時には元気だった方が、不慮の事故で帰らぬ人となる・・・
こんな不幸な出来事があっていいのか?
現場の事故を少しでも減らしたい!
そんな思いから、製品開発に着手しました。
物干し竿からヒントを得た、"クロスロック"。
そこで注目したのが、枠組足場で少しづつ話題になっていた「先行手摺」。
くさび足場の特長を活かした、安全性の高い製品を考えました。
しかし、手の届かない位置の緊結部の施行をどうするのか?という課題にかなり頭を悩ませました。
解決のヒントになったのは、物干し竿です。
手の届かない位置に竿をかけるという発想から"フの字型"の第1号試作が完成。
そこから試行錯誤を重ね、施工性、結束性にこだわり、最終的には大筋かいの機能を付加した"クロスロック"が誕生しました。
2009年には、さらに進化した"クロスロック"も完成。
既存のクロスロックの施工性や結束性を損なうことなく、「溶接レス」「抜け留め機能の追加」「先鍍金パイプの採用」を行いました。
失敗や苦労の連続・・・
その甲斐あって、お客様から嬉しいお声が!
開発ではさまざまな課題や問題があり、まさに毎日が失敗の連続。
特に100kgの錘を用いた落下試験では、ことごとく行く手を阻まれました。
試験中に壊した数や費やした費用は・・・
大きな声では言えませんが、高級車を数台買えるかも?
また、一番時間がかかった抜け留め機能の追加では、毎日毎日頭を悩ませ人生で初めて、"クロスロック"の夢を見たほどです(笑)
しかし、そんな苦労の甲斐あって、お客様の反応はとても良好。
施工性にこだわった点が評価され、「業界で一番施行しやすい」」という嬉しいお声も数多く届いています。
上を向いての作業に慣れていただければ、通常の手摺2本+ブレース施行よりも、スピーディな施行・解体が可能です。
足場の安全を守りたいという思いから生まれた"クロスロック"
少しでも事故が減り、安全な現場につながることを願っています。
